概要
2011年制作のアメリカ合衆国のSF・スリラー映画。
監督:ジャック・ヘラー 主演:スコット・イーストウッド、サラ・パクストン、キャサリン・ウォーターストン。
あらすじ
車のガス欠で立ち往生し森を彷徨っていた女性サマンサが、ある山小屋に辿り着きます。そこには先客の男性トムがいました。彼も車のタイヤが滑落して数日前にこの小屋に着いたとのこと。
連絡手段が何もない小屋で、あるのは壊れた無線機のみ。2人はそこで一晩を過ごします。明くる日にサマンサが小屋の前で倒れている女性ジョディを発見します。別々の場所からそれぞれの理由でこの森の小屋に引き寄せられるように集まった3人は何とか森を脱出しようと散策を始めます。
森を歩いていると奇妙な事が起こります。小屋から一直線に進むと、また小屋に戻ってくるのです。それ以外にも3人がこの森に来たルートを確認し合うと、アメリカ国内の異なる州で車を走らせていたという事実に気づき、事態はより奇妙な様相を呈します。
感想
- 不思議な森
昨日あった川に水を汲みにいくと川が消えていたり、真っすぐ進んでいたと思っていたらスタート地点の小屋に戻ったりと、正体不明の森の恐怖を感じていると、3人それぞれがある記憶がフラッシュバックしているかのような描写が挟まれます。
一見無関係の他人だと思われる3人の共通点があるのか?
3人が一瞬思い出している記憶は何なのか?
この小屋に何か意味があるのか?
この森は何なのか?
いつの間にか色々な事を考え推理しながら観ている自分に気が付きます。 - 低予算でも面白い
おそらく、というか絶対にお金がかかっていない映画だと思います。ラスト近くのシーンなど、少し知識のある素人がPCの動画編集ソフトを使って再現できそうな映像です。
ですが、アイディアと森と小屋という舞台とストーリー構成で、見事に引き込まれました。
物語の何となくのプロットに気が付いた後からでも、この流れをどう収束させていくのか?という視点で楽しむことができました。
登場人物が少なく理解しやすい事も良いポイントでした。
最初はミステリー色が濃い映画だと思い観ていましたが、徐々にSFの要素も加わり、最終的に何故か藤子不二雄先生的なテイストを思い浮かべていました。面白かったです。



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