美しく怖いミステリー『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』ネタバレなし

ミステリー、サスペンス映画
『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』(めいたんていポアロ ベネチアのぼうれい、原題: A Haunting in Venice)は、2023年に公開されたアメリカ合衆国のミステリ映画。

ミステリーの女王であるアガサ・クリスティ作のエルキュール・ポアロシリーズ『ハロウィーン・パーティ』(1969年発表)の映画化で、「オリエント急行殺人事件(2017)」「ナイル殺人事件(2022)」に続くシリーズ第3作。

基本は殺人事件の謎を巡るミステリーだが原作と異なる要素も多く、オカルトホラー風の見せ場も盛り込んでスリリングな作品になっている。

ケネス・ブラナー監督・主演の映画エルキュール・ポアロシリーズの第3作目。
あらすじ

美しくお洒落なベネチア
冒頭にポアロの優雅な隠遁生活の様子が映し出されるのですが、舞台となるのは1974年のべネチアです。そこは街中を駆け巡る運河とカラフルな建造物が織りなす風景が美しい魅力的な水上都市で、映像を観ているだけで優雅な気分に浸れます。

美しい水の都。

観光地ランキングで常に上位に入る人気の都市です。ストーリーの大部分は暗い幽霊屋敷内で展開していくのですが、物語の導入部分での目の保養になる映像で一気に映画の世界へ引き込まれます。

映像と音響でお化け屋敷を体験
映画の内容は犯人を推理するサスペンスなのですが、幽霊屋敷に霊媒師が登場し超常現象が次々に起こります。まるでお化け屋敷に入って推理しているような気になり、常にスリリングなエンタメに仕上がっていると感じました。そういう意味では、難しくテーマが重い他のサスペンス映画よりも、子供と一緒に単純にハラハラして楽しめる作品なのかもしれません。

ポアロVSオカルト
旧友オリヴァに降霊会の闇を暴いてほしいと依頼されて会場に現れたポアロなのですが、名探偵VS霊媒師、名探偵VS超常現象の構図が楽しく、霊媒師に「弱いものを食い物にしている」と言い放つ場面は、個人的には共感してしまい観ていて痛快でした。
怖い場面でもポアロがいれば大丈夫という妙な安心感があります。
ポアロは一つ一つの現象に対して疑問を持つのではなく、最初からトリックだと断定して次々と指摘をしていくのですが、霊媒師の反撃も強烈で、双方冷静さを装いつつもバチバチと火花を散らします。面白い。

謎解きや犯人を推理するという部分を持ち合わせつつ、全体をホラー風味でデコレーションしたエンタメに仕上げた感じの今作は、個人的には非常に楽しめました。
絶対にうちの子は楽しめる!


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